あの源頼朝を支えて、
頼朝が亡くなった後の時代を引っ張り武士達を
まとめ上げた北条氏がメインのお話です。
この時代では分かりませんが
自分が権力を握る為に上にいる人間をなんらかの方法で
倒してトップになると言う人が多かった世の中なのではないでしょうか。
しかし北条氏は違います。
頼朝が亡くなる最期の時まで頼朝に仕え、
1番の側近として陰で支えてきました。
そして自ら権力を振りかざす事もなく、
誰もが主人公である北条義時の話に耳を傾けて普通に話しているのが印象的でした。
義時が持つ1番の能力は「人と人を繋ぐ事」かと思います。
頼朝の決断もあるので全てが上手くいったわけではないですが、
人を想い行動しているのが周りには分かっており、
深く信頼を得ていたのが窺えて面白かったです。
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時代に押されて活躍した北条氏