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松尾大社 時を超えて愛される京都の名社

皆さん、こんにちは。私、子育てに忙しい日々を送る40代の主婦なんですが、先日、久しぶりに家族で京都旅行に行ってきました。その時に訪れた松尾大社のことを、今日はお話ししたいと思います。

松尾大社って聞いたことありますか?実は私、昔から「松尾神社」として知っていたんですが、1950年に「松尾大社」に改称されたんだそうです。京都市西京区の嵐山にあって、歴史好きの私としては、すごくワクワクする場所なんです。

この神社の起源、なんと松尾山にある磐座(いわくら)での祭りにまで遡るんですって。考えてみれば、私たちの先祖は自然の中に神様を見出していたんですね。そして701年、文武天皇の命令を受けた秦忌寸都理(はたのいみきつり)という人が社殿を建てたそうです。歴史の教科書に出てくるような話ですよね。

平安時代になると、松尾大社は東の賀茂神社と並んで「東の厳神、西の猛霊」なんて呼ばれていたんだとか。何だか強そうな感じがしませんか?西の方の王城を守る神社として、とても重要な存在だったんでしょうね。

それから面白いのが、中世以降はお酒の神様としても信仰されるようになったことです。今でも醸造家の方々が熱心にお参りに来るそうですよ。私も日本酒が好きなので、なんだかご利益がありそうな気がしました。

境内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが本殿です。室町時代に造られたものだそうですが、両流造(りょうながれづくり)という珍しい様式なんだとか。全国的にも珍しいそうで、国の重要文化財に指定されているんです。建築に詳しくない私でも、その美しさには目を奪われてしまいました。

それから、境内にはたくさんの神様の像があるんですよ。男神像が2体、女神像が1体、これらは国の重要文化財。他にも16体が京都府の文化財になっているそうです。歴史を肌で感じられる場所ですね。

あ、それと面白いのが神使(しんし)です。普通、神社といえば狐や狛犬をイメージしますよね。でも、松尾大社は亀と鯉なんです。子どもたちも「へぇ~」って驚いていました。

松尾大社のご祭神は、大山咋神(おおやまくいのかみ)と中津島姫命(なかつしまひめのみこと)という2柱の神様です。大山咋神は比叡山の日吉大社の神様と同じなんだそうです。一方、中津島姫命は宗像大社の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の別名だとか。ちょっと難しい名前ですが、海を守る神様なんだそうです。

松尾大社では、年間を通じてたくさんのお祭りが行われています。特に有名なのが、お酒造りに関係する「上卯祭」と「中酉祭」。それから、4月から5月にかけて行われる松尾祭も見どころですよ。「おいで」と「おかえり」という可愛らしい呼び方で親しまれているんです。神輿や唐櫃(からびつ)が桂川を渡る様子は、きっと圧巻でしょうね。平安時代から続く伝統行事だなんて、すごいと思いません?

文化財好きの方にはたまらない場所だと思います。本殿や神像が国や京都府の指定を受けているんですよ。特に平安時代の神像は日本最古だそうで、今は神像館で大切に保管されています。私たち家族も見学させていただきましたが、子どもたちも興味深そうに見入っていました。

アクセスも便利で、阪急電鉄や京都市営バス、京都バスで行けます。特に松尾大社駅からはすぐそこ。お参りのついでに、周辺の観光もできちゃいますよ。

そうそう、春には約3000株もの山吹の花が咲く「山吹まつり」があるんです。女神輿やまぶき会の巡幸も見られるそうで、季節の行事を楽しむのもいいかもしれませんね。

最後に、神社巡りが好きな方にぜひおすすめしたいのが神社の杜。全国の神社の情報が詳しく載っていて、松尾大社のことももちろん紹介されています。お参りの前の下調べにぴったりですよ。

松尾大社は、歴史や文化、そして自然が見事に調和した素敵な場所です。家族で訪れても、友達同士で行っても、きっと素晴らしい思い出になるはず。皆さんも、機会があればぜひ訪れてみてくださいね。私たち家族も、また行きたいなーって話しているところです。きっと、新しい発見と心の癒しが待っていますよ。

松尾大社 時を超えて愛される京都の名社
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